今回は『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』をご紹介します。
前作のハリウッド製『GODZILLA ゴジラ』よりパワーアップした今作は、ゴジラ、キングギドラ、モスラ、ラドンの4体を中心とした怪獣バトル映画!
日本ではゴジラ65周年記念作品でもあります。登場シーンから戦い方まで「かっこいい!」と言ってしまうようなシーンが満載な中、家族のストーリーにも注目です。
[予告版動画はこちら]
それではあらすじや怪獣たちの見どころなどを紹介しましょう。
あらすじ(前半)
世界各地に休眠していた巨大な怪獣が目覚めの兆候を示し、それを秘密裏に管理する組織がありました。
エマ博士は娘のマディソンと共に住み込みで怪獣のモスラの元で研究を進め、怪獣の波長に合わせてコントロールができる機械を発明。
目覚めたモスラを大人しくさせますが、彼女はその機械ごとさらわれてしまいます。
キングギドラを操って他の怪獣も従えようとする組織に対抗すべく、芦沢はエマの元夫であるマークに協力を仰いで彼女たちの居所を突き止めました。
しかし、キングギドラは目覚めてしまい行動開始。それに気付いたゴジラは戦い、政府は怪獣たちに兵器を放ちますがゴジラのみが犠牲となってしまいます。
前作に引き続きゴジラの大きさに圧倒されるのはもちろん、海中で迫ってくるシーンには驚かされました。
ゆっくりと滑らかに泳ぐ姿も良いですが、光線を口から吐いて敵に攻撃するのもやはり見どころでしょう。モスラが復活する際にはまずは幼虫でしたが、成虫となって羽ばたく際にはテーマソングである「Mothra’s Song」が流れたことで懐かしく思いましたね。
そうした曲のアレンジも入れつつ、映像にも力を入れていたのが伝わるのはラドンのシーン…火山から復活したラドンは燃えた体を持つプテラノドンのような見た目であり、素早く空を飛ぶ映像も迫力がありました。
ギドラは氷漬けになっているシーンは影のみが映るのですが、一目で「ギドラだ!」とわかる映像の素晴らしさがありました。そして、氷から復活するシーンも迫力満点…「こんな敵に勝てるのだろうか?」という不安をみごとに煽ってくれましたね。
あらすじ(結末とネタバレ)
ゴジラに核のエネルギーを使うことを決意した芦沢はその身を犠牲にして回復をさせるのに成功。力を得たゴジラとギドラは戦い、モスラやラドンも現れて乱戦に…
マディソンが機械を持ち出したことでギドラが彼女を追いかけ、エマが助けに来てギドラの注意を引いたことで、ゴジラは勝利を収めることができたのです。
私の感想
人間ドラマも見逃せない
エマは人類のために怪獣を復活させようと考えていましたが、悪用する者たちの手に渡ったのが誤算… 責任感を感じつつも、最後はギドラの注意を引いて時間を稼いだことにより、ゴジラの攻撃に巻き込まれて亡くなってしまいました。
また、科学者の芹沢猪四郎も負傷したゴジラを回復させるため、単独で核を抱えてゴジラの元へ…火山のような場所で芦沢がゴジラに語り掛けるシーンも感動的でしたね。役を務める渡辺謙の演技力は流石だと思います。
怪獣たちの見どころ
3つの首を持つキングギドラは1つ首を落としても再生する能力を持っており、空も飛べることからゴジラは苦戦を要されます。
そして、モスラが自身の生命エネルギーを分け与えてゴジラを助けたり、核のエネルギーを利用することで爆発を起こすという戦いは、まさに怪獣バトルといった感じで、手に汗を握る決戦でした。
今後もゴジラ作品は続く予定なので、親子ともども世代を超えて映画を楽しみたいですね。
今作について気になったこと
主な登場人物と作品概要
主な登場人物
- マーク・ラッセル博士(カイル・チャンドラー 吹替 – 田中圭)
動物学者。息子が亡くなった時の原因と考えられるゴジラを憎む。テロリストに拉致された妻と娘を取り返すために動く。 - エマ・ラッセル博士(ヴェラ・ファーミガ 吹替 – 木村佳乃)
マークの妻で古生物学者。怪獣と人類は共存できると主張する。後にテロリストに拉致される。 - マディソン・ラッセル(ミリー・ボビー・ブラウン 吹替 – 芦田愛菜)
マーク、ラッセル夫妻の愛娘。怪獣と人類の共存について考えている。 - リック・スタントン博士(ブラッドリー・ウィットフォード 吹替 – 安原義人)
生物物理学者。怪獣との共存を志向する団体「モナーク」に所属。 - 芹沢猪四郎博士(渡辺謙)
生物学者にして、団体「モナーク」のリーダー。ゴジラに強い思い入れを持ち、研究を続けている。 - ヴィヴィアン・グレアム博士(サリー・ホーキンス 吹替 – 高橋理恵子)
「モナーク」に所属する古生物学者。 - アラン・ジョナ(チャールズ・ダンス 吹替 – 土師孝也)
元MI-6エージェントにしてイギリス陸軍大佐。退役後は傭兵たちを指揮して各地で暗躍する。
作品概要
- アメリカ映画
- 【監督】マイケル・ドハティ
- 【脚本】マックス・ボレンスタイン(英語版)、マイケル・ドハティ、ザック・シールズ
- 【原作】東宝株式会社
- 【製作】トーマス・タル(英語版)、ジョン・ジャシュニ(英語版)ほか
- 【製作会社】レジェンダリー・ピクチャーズ
- 【音楽】ベアー・マクレアリー(英語版)
- 【主題歌】[ALEXANDROS]「Pray」(日本語吹替版)
- 【配給】(米)ワーナー・ブラザース、(日)東宝
- 【公開】(米)2019年5月31日
- 【上映時間】132分
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の口コミ
この映画の口コミを拾ってみました。
俺は『ゴジラ:キング・オブ・モンスターズ』派だ。『シン・ゴジラ』も好きだが、此は揺るがん。
— ゴジラ108 (@L_GODZILLA1198) March 13, 2020
俺にとってゴジラは善も悪も超越し、己の理由の為だけに闘うにアウトローであり、人間を見下ろし、他の怪獣を圧倒する、純粋な力と熱の権化。
理論も法も法則も現実も、力技で変えられる最強の絶対者。 pic.twitter.com/qC1OE2o0yi
ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
— はやもこ?? (@HayaMoko02) March 17, 2020
見た??良かった
リスペクトを感じるシーンが多くて最高だったメンな〜
日本のゴジラが大好きなんだろうな監督は、すごい伝わったわ
初代芹沢博士との違いも面白かったな〜また見よう
#ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 2019年製作
— 映画の雑学 (@blogmoviefun) March 20, 2020
アメリカでは「怪獣のアクション、暴力性、破壊描写及び特定の台詞」を理由にPG13指定を受けたらしいですが、これは、大人の映画です!個人的には前作も良かったんだけど、今作の迫力はそれを凌駕してたと思います。音量に注意https://t.co/bqokwr1eGr pic.twitter.com/bgqiwqcnQa
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の見逃し動画配信サイトは
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』は2020年10月現在、以下の各動画配信サービスで配信されています。ここでは関連した映画として、2014年のアメリカ映画『GODZILLA ゴジラ』の配信情報と併せ記載しておきます。
動画配信サービス | ゴジラ キング・オブ・モンスターズ | GODZILLA ゴジラ |
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【ご注意】この記事の内容および配信情報は2020年10月31日時点のものです。その後、内容の変更や、配信が終了していたり見放題が終了している可能性がございます。現在の配信状況はサービス各社の公式サイトもしくはアプリをご確認ください。