『SING/シング』は動物がたくさん登場し、歌い踊るシーンが見どころのアニメ映画。内村光良、長澤まさみ、山寺宏一たちが吹替と歌を務めます。
劇場を立て直そうと努めるコアラのバスターと、出演のために集まったゴリラ、ブタ、ヤマアラシたちのドタバタなストーリーに注目であり、2021年には続編の予定もあるとのことです。
それではあらすじ、見どころや感想結末を紹介しましょう。
[予告版動画はこちら]
『SING/シング』前半のあらすじ
劇場を経営しているコアラのバスター。閑古鳥が鳴く劇場に活気を取り戻そうとしたバスターは、オーデションをして才能のある者を募集することにします。
オーデションのチラシには高額な賞金が書かれたことで多くの演者が集まりました。
バスターは歌やダンス、演奏などを披露する者から数人を選抜します。
多くの子持ちの主婦のブタのロジータや、人前に立つと緊張してしまうゾウのミーナ美声の持ち主。
ギャング仲間と共に過ごしていたゴリラのジョニーは、歌手を目指すためにやって来ました。
ヤマアラシのアッシュはギターと共に歌もたしなみ、ネズミのマイクも声が良い…そうしたメンバーを選んだバスターは早速、リハを開始!
しかし、演者たちや劇場に色々と問題があって上手くいきそうもなく…そうした中、バスターの作成した高額な賞金の設定は間違いだったことが判明してしまいます。
―果たして劇場は再び人気を取り戻せるのか? 登場人物たちの動向から目が離せませんよ。
特に、オーディションでは聞き覚えのある洋画がたくさん使われているのが聞きどころ!ブタのロジータはダンスが魅惑的!?彼女は映画の後半で「シェイク・イット・オフ(shake it off)」もノリノリで、華やかな演出になるのも注目ですよ。
レッサーパンダのアイドルたちは、きゃりーぱみゅぱみゅが務めるのも可愛かったです。動物たちが歌って踊り、可愛くてカッコイイ姿は原曲を知らなくても楽しめますよ。
そうした中、ミーナはオーディションで歌うことができず、裏方で手伝うところからスタートするので、彼女の後半の活躍に期待しててくださいね。
後半のあらすじと結末のネタバレ
バスターは劇場を立て直すため、投資をお願いする人を呼んでリハーサルを行うはずでしたが、賞金を用意できていないことがバレてしまいます。そこに、舞台を飾っていた巨大な水槽が壊れて劇場は水浸しになるだけでなく、倒壊という追い打ちが…
出演者はバスターの元を去り、彼も他の仕事を始めるのでした。
ある日、ミーナが倒壊した劇場で歌っているのを発見するバスター。即席のステージを作ってコンサートを開こうと決意し、再びメンバーを呼び戻します。そうして野外コンサートをスタートさせ、みんなが次々と歌い、踊っていくことで客が大勢集まりました。
投資も集まったおかげで劇場が再建し、バスターは新たな一歩を踏み出します。
『SING/シング』を観た感想
動物たちの個々のドラマに引き込まれた映画であり、吹替で鑑賞した際に歌の良さが失われないのも良かったです。特に、最後の即席ステージは見ものでした。
ゴリラのジョニーの歌とピアノの「アイム・スティル・スタンディング」はスキマスイッチが歌う!それを刑務所で見ている父親たちの姿にも感動を覚えましたね。
ヤマアラシのアッシュの「 セット・イット・オール・フリー アッシュ(Set It All Free)」は長澤まさみのノリの良い歌!ギターと共にカッコ良さも覚えます。
ゾウのミーナによる「ドント・ユー・ ウォーリー・アバウト・ア・シング(Dont You Worry ’Bout A Thing)」はMISIAによるソロ。ステキな高音と力強い歌は聞きどころですね。
ネズミのマイクは山寺宏一が務め、プライドの高い悪い役がピッタリ。歌も魅力でした。
◆映画『SING/シング』が好きな人におすすめしたい作品
『ミニオンズ』シリーズのスタッフによる映画なだけあって笑って感動する作品となった『SING/シング』でしたね。再び『怪盗グルーの月泥棒』なども見たくなりました。
ジョニーの吹替はタロン・エガートンが務めていましたが、彼の歌がうまさが引き立つ『ロケットマン』もオススメですよ。
『SING/シング』の見逃し動画配信サービスは
『SING/シング』は2021年6月現在、以下の各動画配信サービスで配信されています。
動画配信サービス | 配信の有無 |
---|---|
U-NEXT | レンタル 199円 |
hulu | × |
Amazonプライム・ビデオ | 見放題 |
FODプレミアム | × |
dTV | 見放題 |
NETFLIX | × |
TELASA | 見放題 |
※料金は消費税を含みます。レンタルは視聴期間の限定と月額とは別に都度課金があります。
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主な登場人物と作品概要
主な登場人物
- バスタームーン(吹替:内村光良)
倒産寸前、経営難の劇場の支配人で、コアラの男性。劇場を再生させたい気持ちは非常に強いが、経営はますますが厳しくなる。羊のエディとは良き友達。 - ミーナ/MISIA
ゾウの女の子。歌の実力はあるのに極度な恥ずかしがり屋のため、オーディションには失敗する。その結果。劇場の舞台係として働き始める。 - アッシュ(吹替:長澤まさみ)
ヤマアラシの女の子。彼氏のランスと組んでいるパンクロックバンドではボーカルを務める。2人でオーディションを受けるがアッシュだけが合格し、それをきっかけにランスとの間に溝ができる。 - ジョニー(吹替:大橋卓弥(スキマスイッチ))
ゴリラの男の子。声も美しく、音楽への強い情熱があるが、ギャングのボスである父親は彼を跡継ぎにしたいと思っている。 - グンター(吹替:斎藤司(トレンディエンジェル))
ブタの男性で、シンガー兼ダンサー。ロジータとペアを組むことになり、なにかと彼女を励ましていく。 - マイク(吹替:山寺宏一)
ネズミの男性。すとりーとミュージシャンをやっている。歌も演奏もハイレベルだが、小さな体形であることにコンプレックスが強い。それが高じて自己中心的でプライドが高いのが欠点。 - ロジータ/坂本真綾
ブタの女性で専業主婦。25人の子ブタがあり、その世話がとても忙しい。歌に対する情熱を深く秘めていて、グンターとペアを組むことになるが、グンターのようにダンスが上手に踊れないので悩んでしまう。
作品概要
- アメリカ映画
- 【監督・脚本】ガース・ジェニングス
- 【音楽】ジョビー・タルボット(英語版)
- 【主題歌】「フェイス(Faith)」(スティーヴィー・ワンダー、アリアナ・グランデ)
- 【製作会社】イルミネーション・エンターテインメント
- 【配給】(米)ユニバーサル・ピクチャーズ(日本)東宝東和
- 【公開】(米)2016年12月21日(日本)2017年3月17日
- 【上映時間】108分
- 【言語】英語
26曲入りサウンドトラックCD。スティービー・ワンダーとアリアナ・グランデの“夢の共演”「フェイス feat. アリアナ・グランデ」ほか、日本盤ボーナス・トラック3曲を収録。
『SING/シング』のサウンドトラックから、おなじみのクラシック曲やオリジナル曲のピアノ/ボーカル/ギターの歌集(英語版)