『ボヘミアン・ラプソディ』は、1991年にこの世を去ったフレディ―・マーキュリーの生涯を軸に、ロックバンド「QUEEN」の成功の道のりを描いた2018年公開の伝記映画です。
メンバーが音楽プロデュースを手掛け、歴代の名曲を盛り込んでファン以外にも楽しめる内容に仕上がっています。
イギリスとアメリカの合作で、世界中で大ヒットした作品です。
[予告編動画はこちら]
あらすじ
1970年代、空港でアルバイトをしながら音楽の道を模索しているファルーク・バルサラ青年。いつものように夜遊びに出掛けたバーで、ロックバンド「SMILE」のライブに出逢います。
ヴォーカルが脱退してしまう様子を見たファルークは、自分を使ってくれと売り込み。それをきっかけに、ギターのブライアン・メイ、ドラムスのロジャー・テイラーとの出会いを果たします。
その頃から本名をフレディ―・マーキュリーと名乗り、本格的に音楽活動に傾倒していくファルーク。「SMILE」はその後にベースにジョン・ディーコンを加えて、バンド名を「QUEEN」と改名します。
その頃メアリーと出会い、恋に落ちたフレディーは、メアリーと結婚し新たな生活をスタートさせます。
QUEENは自主製作のアルバムをきっかけとしてレコード会社と契約を結び、アルバム制作、アメリカツアー、世界ツアーとスターダムを駆け上がっていきます。
多忙を極める中で、フレディーは自分のある一面に気付き始めます。そして・・・
QUEENの数々の名曲がどう作られていったのか?彼らの光と影の部分、LIVE AIDの再現力は勿論の事、役者たちが当時の本人たちにそっくりなのも見どころです。
80年代をオンタイムで知る世代には、チラチラと登場する隠れキャラクターの登場も見どころの一つです。
お勧めポイント
ロック事情を熟知するマニアには突っ込みどころも散見される本作ですが、その完成度は高く、QUEENの伝記と言うよりは、フレディ・マーキュリーの生涯を描いた作品と言えます。
大の親日家でも有名なフレディが、どんな生活を送っていたのかを余す事無く描いているところは、日本人としても親近感を再確認できること請け合いです!
作品概要と主な登場人物紹介
作品概要
-
イギリス/アメリカ映画
- 【監督】ブライアン・シンガー
- 【脚本】アンソニー・マクカーテン
- 【原案】アンソニー・マクカーテン、ピーター・モーガン
- 【製作】グレアム・キング、ジム・ビーチ、ブライアン・メイ ほか
- 【製作総指揮】アーノン・ミルチャン、デニス・オサリヴァン ほか
- 【音楽】ジョン・オットマン
- 【製作会社】20世紀フォックス ほか
- 【配給】20世紀フォックス
- 【公開】(英)2018年10月24日(米)2018年11月2日(日本)2018年11月9日
- 【上映時間】134分
- 【言語】英語
主な登場人物
- フレディ・マーキュリー(ラミ・マレック 吹替:櫻井トオル)
- メアリー・オースティン(ルーシー・ボイントン 吹替:川庄美雪)
- ブライアン・メイ(グウィリム・リー 吹替:北田理道)
- ロジャー・テイラー(ベン・ハーディ 吹替:野島裕史)
- ジョン・ディーコン(ジョゼフ・マゼロ 吹替:飯島肇)
- ジョン・リード(エイダン・ギレン 吹替:志村知幸)
- ポール・プレンター(アレン・リーチ 吹替:鈴木正和)
- ジム・ビーチ(トム・ホランダー 吹替:赤城進)
- ジム・ハットン(アーロン・マカスカー 吹替:花輪英司)
ほか
『ボヘミアン・ラプソディ』の口コミ
この映画をご覧になった方の感想をピックアップしました。
今映画館で観て以来になるボヘミアン・ラプソディ観たけど、やっぱりラストは最高だね~! pic.twitter.com/z2PzV1H0zE
— R’s MovieVerse (@Rmovieverse) November 16, 2019
今日はボヘミアン・ラプソディ観てきました。
南町田のグランベリーパークがオープンして109シネマズもリニューアルして新たに4DXが導入されたので、4DXがどんなものだろうと体験して来ました。
余計な振動が多いですが(笑)、ライブ・エイドのシーンは良かったです。 pic.twitter.com/RSWdUhT8AG— ようすけ (@yousuke1224) November 15, 2019
映画『ボヘミアン・ラプソディ』感想
噂に聞いていたラスト20分のライブシーンは、凄かったわぁ…
厳格な父や、バンドメンバーとの確執、自身のセクシャリテイへの苦悩、エイズの発症…
その先に見つけた本当の自分。
そういうドラマを描いてるから、よりあの20分は印象に残るんだろうなあ。 pic.twitter.com/ljheufxk9H
— としなが (@nIsXLQnw2Q77e2W) November 10, 2019
『ボヘミアン・ラプソディ』の見逃し動画配信サービスは
ここでは関連した映画として、『クイーン ヒストリー』と併せての配信情報を記載しておきます。
こちらも併せて観ると、さらに楽しめますよ。(※『クイーン ヒストリー』については次の章でご紹介します)
動画配信サービス | ボヘミアン・ラプソディ | クイーン ヒストリー(1/2) |
---|---|---|
U-NEXT | レンタル 400円 | 見放題(1のみ) |
hulu | × | 見放題(1・2とも) |
Amazonプライム・ビデオ | レンタル 399円+税 | 見放題(1)、400円(2) |
FODプレミアム | 400ポイント | × |
dTV | レンタル 400円 | × |
NETFLIX | × | × |
TELASA | レンタル 500円+税 | × |
YouTube | レンタル 400円 | レンタル 400円~ |
Google Play | レンタル 400円 | レンタル 400円(1・2とも) |
※情報は2020年3月18日現在のものです。料金には消費税を含んでいます。
※レンタルとは、月会費とは別にそれを見る時に別途課金されるもので、各サービスにより2日間~7日間程度の視聴期間が設定されています。
もう一つのボヘミアン・ラプソディ〜『クイーン ヒストリー1・2』
『クイーン ヒストリー/クイーン ヒストリー2』はクイーンがデビューした1973年から、1985年のライブエイド、そしてフレディ・マーキュリーが亡くなった後の活動までを追ったドキュメンタリーを、2本の映画として公開したものです。
『クイーン ヒストリー 1973-1980』は2005年の公開。デビューの1973年から1980年までの、スタジオやステージでのパフォーマンス、フレディのインタビューなどを収録しています。
『クイーン ヒストリー 2 1980-1991』は2006年の公開。クイーン第二期黄金期と言われた1980年以降を収録。伝説のライブエイドのステージも一部収録されています。
クイーンファンなら、ぜひとも「ボヘミアン・ラプソディ」と併せて観たい映画です。
[予告編動画はこちら]
【ご注意】この記事の内容および配信情報は2019年9月27日時点のものです。その後、内容の変更や、配信が終了していたり見放題が終了している可能性がございます。現在の配信状況はサービス各社の公式サイトもしくはアプリをご確認ください。