映画『X-MEN』は、マーベル・コミックの同名のスーパーヒーローチームをベースとして描かれるスーパーヒーロー映画のシリーズです。
2000年の第1作『X-MEN』から最新作の『ダーク・フェニックス』まで、スピンオフを入れると12作が公開されています。
2019年6月21日に公開された、シリーズ7作目にしてラストを飾る『ダーク・フェニックス』。
テレキネシス等の力を操る超能力を持ったジーンの物語ともいえる今作ですが、アクションにも要注目!また、マグニートーやプロフェッサーXとの関係も見どころです。
まずはあらすじから紹介していきましょう。
[予告版動画はこちら]
あらすじ(前半)
X-MENに「宇宙へ行った飛行士たちが取り残されてしまったため救出して欲しい」という依頼が来たため、ジーン達は宇宙へ。彼らを助けることはできましたが、ジーンは宇宙船に迫っていた強大なエネルギーを吸収してしまい、力が制御ができなくなり始めたため彼女はアカデミーを去ります。
ミスティークは仲間と共に彼女を追いますが、ジーンは彼女に力を暴発させてしまって誤って殺してしまうのでした…罪悪感に駆られつつ追われる身だったこともあり、ジーンはマグニートの元へ…
彼はジーンの様子がおかしいことに気付いて問い詰めようとしますが、軍がやって来たため彼女は逃げますが、そこに謎の女が近づきます。
超能力を持つミュータントたち
ミスティークは姿を変えることができたり、獣のような見た目のビースト、超高速で動けるクイックシルバー。目から光線を放つサイクロップス…彼らの能力を活かした戦いが見どころでしょう。
育ての親プロフェッサーの悩み
ジーンは力を暴走させてせいで親元を離されたという過去を持ち、プロフェッサーはその記憶を封じ込めて今まで彼女を見守ってきました。
それがキッカケの一つとなり、ジーンはミュータント(能力を持つ子)たちが通うアカデミーを去るのですが、プロフェッサーの苦悩する姿が見てとれましたね…人の心を読んだり、制御することもできる力を持つ彼はジーンと和解できるかハラハラするでしょう。
あらすじ(後半と結末)
謎の女はジーンが得た力を奪うために言葉巧みに引き込もうとします。
そこにアカデミーの校長であるプロフェッサーがマグニートと共にやって来てジーンを連れ戻そうとしますが、軍が現れて全員捕まって護送されてしまうのでした。謎の女は仲間と共に護送用の列車を襲い、プロフェッサーはジーンを説得して共に戦うことに…
最後はジーンが謎の女もろとも力を暴発させて倒しますが、彼女も消えてしまったのでした。
ラストの戦いがすごい!
最後は走る列車内での死闘が見もの!マグニートが車内にあった無数の銃を謎の女に一点集中させて撃ち続けたり、気弱なナイトクローラーが怒って敵を瞬時に倒していったり…
後者は瞬間移動ができることで相手の背後をとって瞬殺、列車の進行方向に敵を移動させて轢殺という容赦ない手段がカッコ良かったです。
そして、ジーンが仲間のために謎の女たちを余裕の表情で敵を消していくラストのシーンは桁違いの強さを見せてくれたと言えるでしょう。『X-MEN』シリーズの最後となる今作はアクション映画として素晴らしい出来を見せてくれました。
マグニートとプロフェッサー
プロフェッサーの友人であり、敵になって争った過去を持つマグニート…過去作品では組織同士の戦争にも近い状況を一度は作っていましたが今回は共闘!
最後はジーンを失って悲しいエンディングとなる一方で、マグニートとプロフェッサーが仲を取り戻し、チェスをするシーンで終わりを迎えたのは「X-MENの終わりなんだな」と思うこともできました。
今作について特に興味深い点
主な登場人物と作品概要
主な登場人物
- ジーン・グレイ / ダーク・フェニックス (ソフィー・ターナー 吹替 – 能登麻美子)
- チャールズ・エグゼビア / プロフェッサーX(ジェームズ・マカヴォイ 吹替 – 内田夕夜)
- エリック・レーンシャー / マグニートー (マイケル・ファスベンダー 吹替 – 三木眞一郎)
- レイヴン・ダークホルム / ミスティーク (ジェニファー・ローレンス 吹替 – 牛田裕子)
- ハンク・マッコイ / ビースト (ニコラス・ホルト 吹替 – 浅沼晋太郎)
- スコット・サマーズ / サイクロップス(英語版)(タイ・シェリダン 吹替 – 木村良平)
- オロロ・マンロー / ストーム(アレクサンドラ・シップ 吹替 – 志田有彩)
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作品概要
- アメリカ映画
- 【監督・脚本】サイモン・キンバーグ
- 【音楽】ハンス・ジマー
- 【撮影】マウロ・フィオーレ
- 【編集】リー・スミス
- 【製作会社】20世紀フォックス、バッド・ハット・ハリー・プロダクションズ ほか
- 【配給】ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ、20世紀フォックス
- 【公開】(米) 2019年6月7日(日本)2019年6月21日
- 【上映時間】114分
- 【言語】英語
『X-MEN: ダーク・フェニックス』の口コミ
この映画についての口コミを拾ってみました。
X-MEN ダーク・フェニックス
全く掘り下げられない謎の敵やジーンを止めることに終始するストーリーには物足りなさを感じたけれど、それを補って余りあるマグニートーの戦闘シーンのかっこよさ。同じく”フェニックスの暴走”を描いた『ファイナルディシジョン』と比較して観るのも面白いかも。 pic.twitter.com/cfNIR9XHZ9— ハードロマンチッカー (@Hard_Romanticer) November 8, 2019
この前「X-MEN:ダークフェニックス」をレンタルで観た。
まぁ心境変化の描写とか雑だったりで不満も少なくないけど俺は結構好きよ?X-MENらしいドラマ性は勿論良かった。ラストのチャールズとエリックの和解は新X-MENの最終作としては正しいラストなんだからもう少し評価されて良いと思う。 pic.twitter.com/hsYsRNRxzn
— シン・映画マン (@PROWL1985) November 21, 2019
X-MEN:ダーク・フェニックス
たとえ真実であっても、8歳の子供に「お前は親に捨てられた」と告げるのが正解なのか疑問も残るが、そこは文化の違いなのだろう。
20世紀FOX版X-MEN最終話としてとても素晴らしかった。
こういう大作ではないが心に染みる作品は良い。
MCU合流でどうなるかも期待したい。 pic.twitter.com/rmjwYd2KCf— ippaku23 (@ippaku23) March 13, 2020
『X-MEN: ダーク・フェニックス』の見逃し動画配信サービスは
『X-MEN: ダーク・フェニックス』は2020年10月現在、以下の各動画配信サービスで配信されています。
X-MENシリーズは大変数多く作られていますが、ここでは比較的新しいものから、『フューチャー&パスト(2014年)』と『ファースト・ジェネレーション(2011年)』の配信情報を併せて記載しておきます。ぜひ併せて観てみてください。
動画配信サービス | ダーク・フェニックス | フューチャー&パスト | ファースト・ジェネレーション |
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U-NEXT | レンタル 330円 | × | × |
hulu | × | × | × |
Amazonプライム・ビデオ | レンタル 100円〜 | レンタル 300円〜 | レンタル 299円〜 |
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【ご注意】この記事の内容および配信情報は2020年10月31日時点のものです。その後、内容の変更や、配信が終了していたり見放題が終了している可能性がございます。現在の配信状況はサービス各社の公式サイトもしくはアプリをご確認ください。