ゲームの世界でバトルやカーレースをする『レディ・プレイヤー1』は、CG映像がとてもキレイで迫力満点!
これはアメリカの作家アーネスト・クラインの小説『ゲームウォーズ』を、あのスティーブン・スピルバーグ監督が映画化したSFアクションです。
スピルバーグ監督によるSF世界は、ゲームや映画作品を知っている人が楽しめるネタもたくさんあって楽しめますよ。
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それではあらすじや見どころを紹介しましょう。
『レディ・プレイヤー1』前半のあらすじ
ウェイドはゲームの”OASIS(オアシス)”で日々を過ごすのが楽しみでした。
そこは性別や種族を変えて新たな”自分”を楽しむことができる空間であり、キャラクターが死ぬとアイテム等につぎ込んだお金を失うというリスクもありました。
ゲームの開発者であるハリデーの亡き後、彼がゲーム内に隠した3つの”鍵”を探すのが目的の者も大勢おり、ウェイドもその一人。
親友のH(エイチ)とレースに参加し鍵の入手を狙っていたのです。そこでアルテミスに出会い、腕っぷしもある彼女と協力してハリデー年鑑でヒントを得てゴールして鍵を入手。
その後、3つのカギを集めようとするのですが、同じく鍵の入手を目論むIOIの代表のノーランに狙われることに…
3つの鍵を集めればオアシスの運営者になれる!オアシスが好きなウェイドも鍵を狙っており、好きだったハリデーについても調べて「ルールが嫌い」という言葉や、彼の残したエピソードからヒントを得ていく…
謎解き要素もあって楽しめるストーリーですね。そうしてレースが始まったと同時に逆走し、ゴールへの道が開かれるという驚きの展開!
CG映像がとてもキレイなのに見惚れつつも、最初のカーレースのシーンでは悪路を駆け抜けて互いに出し抜こうとする中、トラップだけでなくティラノサウルスやキングコングに襲われたりもするという迫力がすごかったです。
あらすじ(後半と結末のネタバレ)
2つ目の鍵を『シャイニング』の映画を元にした世界で見つけ、残り1つの鍵はアーケードゲーム『アドベンチャー』に隠されていました。
その場所にIOI社がバリアを張ったため、ウェイドたちが協力してバリアを解き、最後の鍵も入手したのです。
現実世界でウェイド達を殺そうとした罪などによりノーランは捕らえられ、オアシスの運営ををウェイド達が行うようになりました。
『レディ・プレイヤー1』の感想や見どころ
ウェイドは現実で住所がバレて命を狙われますが、アルテミスやHたちが現実でも助けに駆けつけてくれたことで窮地を脱するまでに、とてもハラハラしましたね。
現実世界では意外にもショウが11歳だったり、大柄なゴツい男のキャラクターだったHは女性だったりと驚きの連続です。
映画やゲーム好きはクスリと思えるシーンも多数あるのが見どころ!
ノーランの部隊とオアシスのプレイヤーたちによる大戦では、アイテムの”チャッキー人形”を使って敵を襲わせたり、ノーランが”メカゴジラ”に乗り込んだ際にはダイトウが「俺がガンダムだ!」と言って”ガンダム”に乗って戦う、という夢の戦いを繰り広げていました。
他にも小ネタがたくさん詰め込まれているので何度か見返して楽しみたい映画の一つでしょう。
◆この映画が好きな人におすすめしたい作品
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンに乗ったウェイド、『シャイニング』を元ネタにしたシーンがあることからどちらもおすすめ。特に後者は屋敷の細かな点まで似ているのを見ておくのも良いですよ。(ホラーなので注意してくださいね…?)
ゲームの世界を舞台にしたアニメーション映画として『シュガーラッシュ オンライン』も楽しめておすすめですよ。