1994年に公開された『ライオン・キング』から15年の時を経てフルCGでの映画化!(ディズニー公式では「超実写版」と言っています)
いろいろな動物たちが本物のように動き、懐かしの「サークル・オブ・ライフ」などの歌が再び聴けるのも魅力ですね。
また、賀来賢人と江口洋介がそれぞれシンバとスカーの吹替をするということで話題を呼んでいますよ。それでは、あらすじや感想をご紹介していきます。
[予告版動画はこちら]
『ライオン・キング』のあらすじ(ネタバレ無し)
ライオンのムファサは子を授かり、名前をシンバとします。
プライドランドを収める次の王として彼を育てますが、ある日スカーがシンバを象の墓場に行くようそそのかして彼はナラと共に行ってみることに。
そこでハイエナたちの襲われ、間一髪シンバが駆け付けて無事に帰路へ…スカーは諦めず、再度ハイエナを利用してシンバを谷底に連れて行きヌーの群れに襲わせたのです。
ムファサにシンバがピンチだと伝え助けさせますが、崖を上ろうとした彼をスカーは事故に見せかけて落としたのでした。
シンバは自身のせいで死んだと思い、スカーはそれにつけ込んで母親たちにバレる前に逃げろと言います。
歩き続けたシンバは途中で横たわり、そこに通りかかったのがプンバァとティモン。シンバは彼らと共に過ごし大人になりますが、ナラが現れ「プライドランドがスカーに乗っ取られた」と聞いてある決断をしました。
『ライオン・キング』の感想(ネタバレ無し)
今回の『ライオン・キング』のCGとは思えない映像のキレイさには本当に驚きました! リアルな動物の動きと共に吹替の声優の人たちの感情の込められたセリフ… アニメーションの映画とは違った感動を覚えました。
シンバの子供時代もかわいくて良かった中、イボイノシシのプンバァとミーアキャットのティモンと出会ってからの密林生活は楽しげ!「ハクナ・マタタ」を始めとした歌も陽気で楽しく、思わず一緒に口ずさみたくなりましたね。
プンバァは佐藤二朗、ティモンは亜生(ミキ)が吹替を務めていましたが、ノリの良い掛け合いは笑ってしまうこと間違いなしでしょう。
動物好きな人にはもちろん、子供や大人も楽しめる映画としてオススメできるので親子で見て欲しいと感じました。
『ライオン・キング』のストーリーの結末(ネタバレ)
シンバはムファサの遺志を継いで王になるべくナラと共にプライドランドへ。横行するハイエナたちを追い出すためプンバァたちにも助けてもらい戦います。
スカーは「父親殺し!」とシンバを責めますが、彼がムファサを殺した犯人だと分かり崖から落とし、プライドランドに再び平和が訪れました。
全体の解説と感想(ネタバレ)
シンバの心の変化について
シンバは父が死んでしまった罪悪感を抱え、王の器ではないと思い故郷に戻ろうとはせず…しかし、プライドランドがスカーとハイエナのせいで荒地に変わったと聞いて考えを改め始めました。
そして、「父は心の中で生きている!」と気付き、彼のような王になるべく戻る決意をするのでした。
最後はスカーに父のように崖に追い詰められて落とされかけますが、彼が冥土の土産として「前に同じ状況でムファサを殺した」とコッソリ教えたことで、シンバは仇を討つためスカーに飛び掛かったのです。
こうして罪悪感を乗り越え王となり、ナラとの間に子供もできて自身も父親として生きていくことになりました。
全体の感想
シンバの無邪気な子供時代から大人になって王となり、自身も子をもうけるまでを描いているストーリーは見ごたえがありました
悪役のスカーが賢く、王になるための野心がある敵だった一方で、シンバは心優しく勇敢なキャラクターなのが分かりやすい設定…そのため、映像や歌を集中して見ることができたのも良かったです。
シンバの成長を見守りつつ、歌を楽しめる作品でした。
今作について気になったこと
主な登場人物と作品概要
主な登場人物
- シンバ (Simba)(日本語吹替え:賀来賢人)
主人公の雄ライオン。父はこの地を治める偉大な王・ファサで、シンバは生まれながらにして未来の王との運命の下にある。父を失い、叔父スカーからは国を追われるなどするが、故郷の危機に立ち上がる。 - ナラ (Nala)(同:門山葉子/幼いナラは小林星蘭)
シンバの幼なじみの雌ライオン。美しい大人のライオンに育ってからは故郷の国を危機から救うべく立ち上がる。 - ムファサ (Mufasa)(同:大和田伸也)
シンバの父で、愛情深く、皆の敬愛を受ける、サバンナの王。しかし弟スカーの謀略により崖から転落死する。その後も幻となってシンバを助けていく。 - スカー (Scar)(同:江口洋介)
王ムファサの弟、シンバの叔父。仲間と共に謀り、ムファサを暗殺、シンバを追放し、自らは王となる。邪悪の象徴。 - ティモン (Timon) (同:ミキ・亜生)
口は悪いが心根は優しいミーアキャット。シンバが行き倒れになって生死の危機にあるときに、当初は打算で救うがその後シンバと大親友になる。 - プンバァ (Pumbaa)(同:佐藤二朗)
食いしん坊でおっとりしたイボイノシシ。心優しく、シンバの命を救い、ミーキャットのティモンとともにシンバの大親友になる。 - サラビ (Sarabi)(同:駒塚由衣)
ムファサの妻でシンバの母、王妃。清廉で真っ直ぐで威厳のあるライオンとして描かれる。
作品概要
- アメリカ映画
- 【監督】ジョン・ファヴロー
- 【原作】『ライオン・キング』
- 【音楽】ハンス・ジマー
- 【製作会社】ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、フェアビュー・エンターテイメント
- 【配給】ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ、ウォルト・ディズニー・ジャパン
- 【公開日】(アメリカ)2019年7月19日(日本)2019年8月9日
- 【上映時間】119分
- 【言語】英語
『ライオン・キング(2019)』の見逃し配信サービスは
現時点で、本作品とともに、シリーズ第1作の「ライオン・キング(1994年)」、2作目の「ライオン・キング2 シンバズ・プライド(1998年)」、3作目の「ライオン・キング3 ハクナ・マタタ(2004)」が各動画配信サービスで配信されています。ここでは本作と第1作・第2作を一覧表にしておきますね。
動画配信サービス | 超実写版(2019) | ライオン・キング | ライオン・キング2 |
---|---|---|---|
U-NEXT | レンタル 110円 | レンタル 110円 | レンタル 330円 |
hulu | × | × | × |
Amazonプライム・ビデオ | 100円〜 | 100円〜 | 300円〜 |
FODプレミアム | × | × | × |
NETFLIX | × | × | × |
dTV | レンタル 100円+税(2020年11月5日・木 まで) | レンタル 100円+税(2020年11月5日・木 まで) | × |
TELASA | レンタル 100円+税 | レンタル 100円+税 | レンタル 300円+税 |
YouTube | レンタル 400円~ | レンタル 300円~ | レンタル 300円~ |
Google Play | レンタル 400円~ | レンタル 300円~ | レンタル 300円~ |
※料金は消費税を含みます。レンタルは視聴期間の限定と月額とは別に都度課金があります。
【ご注意】この記事の内容および配信情報は2020年10月3時点のものです。その後、内容の変更や、配信が終了していたり見放題が終了している可能性がございます。現在の配信状況はサービス各社の公式サイトもしくはアプリをご確認ください。