『ロン 僕のポンコツ・ボット』を観た感想とあらすじ・見どころ

2021年10月22日に公開されたCGアニメーション映画『ロン 僕のポンコツ・ボット』は、ロボットと子供の出会いから友達になっていくストーリーが描かれます。

友情と成長物語として楽しめるハートフルな展開が見どころです。私も早速観てきましたので、まずはあらすじを紹介していきましょう。（結末ネタバレあり注意）

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［予告版動画はこちら］

『ロン 僕のポンコツ・ボット』前半のあらすじ

Ｂボットと呼ばれるロボットを子供たちが持つようになる中、バーニーは買ってもらえず寂しい思いをして過ごしていました。

誕生日を迎えたバーニーのために、父と祖母はお店を買いに行くのですが…2人が入手したのはなんと不良品だったのです。

バーニーは嬉しく思いつつ、挙動のおかしなＢボットをロンと呼ぶようになりました。ロンに自分との関わり方や友達の定義を教えていきつつ、学校に連れていくことに…

不良品の回収やバーニーをいじめる子供に狙われる中、バーニーとロンは友情を深めます。

あらすじ（後半と結末のネタバレ)

バーニーはロンを学校に連れていくにはまだ早いと思っていましたが、小屋にいたはずのロンは追って来たのです。

ロンは街で「バーニーの友達になって欲しい」と伝えて回ると、数人の大人たちが学校に付いて来たことで賑わいます。バーニーは勝手なロンに怒りつつ、先生に呼び出されたことで落ち込みました。

ロンが騒ぎを起こしたことはネットで配信されたことで、生産会社は不良品回収にやって来ます。

バーニーはロンを守るために森に逃げて一晩を明かしますが喘息が悪化して息苦しさを覚え始め、ロンは彼を担いで町へ戻りました。充電切れになりつつもバーニーを助けたロンは話題を呼びつつ、生産会社は他のＢボットのようにロンを直します。

バーニーは前のロンに戻してもらうため、会社のサーバーに潜入。父と祖母の力も借りてロンのデータを見つけ出します。

サーバーからＢボットと接する子供たちの顔を見て、既存のプログラムではなくロンのような機能が必要だと思いました。

ロンも同じように考えて自身のデータが消えてしまうことを省みず、データを解析…　バーニーはＢボットから称えられ、昔の友達と仲良くするキッカケを得るのでした。

『ロン 僕のポンコツ・ボット』を観た感想

ロンのまるで壊れているように見える表情や、ちょっとブラックな言動にハラハラさせられましたね。

最初に同じ単語を繰り返して話すのは壊れたラジオのようにも思いつつ、バーニーの名前が言えなくて「アブサロム？」と変わったイントネーションで言うのには笑ってしまいました。

他にもバーニーの祖母と一緒にノリノリでダンスをする姿や、友達を作るために町を回ったりするのが可愛かったです。

友情物語としても見ものであり、SNSと子供の関わりについても考えさせられましたね。友達とはどういうものなのか、少し考えたくなるストーリーでした。

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映画『ロン 僕のポンコツ・ボット』が好きな人におすすめしたい作品

ロボットと人の友情物語を見たい方には『ベイマックス』もオススメですよ。また、友情と感動をテーマにした映画なら、以下の『友情に感動できるアニメ映画 おすすめ8選』も是非ご覧ください

『ロン 僕のポンコツ・ボット』の見逃し動画配信サービスは

『ロン 僕のポンコツ・ボット』は、現在劇場上映中なので動画配信サービスはありません。将来的に配信を行い始めたら追記します。（2021年10月24日現在）

主な登場人物と作品概要

主な登場人物

• ロン（声優：ザック・ガリフィアナキス）
• パーカー（声優：ジャック・ディラン・グレイザー）
• ドンカ（声優：オリヴィア・コールマン）
• バーニーの父親（声優：エド・ヘルムズ）
• マーク（声優：ジャスティス・スミス）
• アンドリュー（声優：ロブ・ディレイニー）（英語版）

作品概要

• イギリス・アメリカ共同映画
• 監督　ジャン＝フィリップ・バイン、サラ・スミス
• 脚本　ピーター・ベイナム、サラ・スミス
• 製作　ララ・ブレイ、ジュリー・ロックハート
• 音楽　ヘンリー・ジャックマン
• 主題歌　リアム・ペイン「Sunshine」
• 製作会社　20世紀アニメーション、ロックスミス・アニメーション　ほか
• 配給　20世紀スタジオ、ウォルト・ディズニー・ジャパン
• 公開　（英・ロンドン映画祭）2021年10月9日（米・日本） 2021年10月22日
• 上映時間　106分