ブルース・ウィリス主演のアクション映画『ダイ・ハード』シリーズは現在5作目まで公開されていますが、中でも第1作の『ダイ・ハード』はクリスマス・パーティーが重要な舞台となっていて、クリスマスの時期に見たくなる映画です。
テロリストに狙われて奮闘する孤立した主人公の動向に目が離せない中、笑いのある面白さも兼ねていて大人から子供まで楽しめるこの作品。名優アラン・リックマンとの共演についてや、あらすじと見どころを紹介します。
アラン・リックマンとの共演についてや、あらすじと見どころを紹介します。
前半のあらすじ
ニューヨークの街がクリスマス一色となる中、警察官のジョン・マクレーンは妻のホリーの元へ。その超高層オフィスビルの上階に案内されますがホリーと口論になってしまって別室に移りました。
すると、銃声が聞こえたため廊下を伺うと、テロリストたちが客を集めていたのです。マクレーンは彼らに見つからないよう場所を移り、テロリストたちの情報を密かに集めつつ、人質たちの解放を目指します。
その頃、テロリストのリーダーのハンスは社長に資産を渡すよう言い、応じなかったため殺害。
セキュリティに守られた資産はハッカーの手によって解読されるのも時間の問題となっていました…
そんなマクレーンは敵に見つからないようビルを移動しつつ、やっと1台のパトカーが巡回に来て安心!
しかし、エントランスにいたテロリストとはたちが受付を装って「大丈夫」と伝えたことで去りそうに…それを見た彼は窓から物を落として緊急事態だと伝える様がダイナミックです。
もちろん、密かに動いたり、敵を罠にかけるための作戦を考えたりする繊細さもありますが、大男や銃器を持った相手には容赦なく戦う姿が見ものですよ。
あらすじ(後半と結末のネタバレ)
マクレーンは警察にテロのことを知らせようと尽力してようやく気付いてもらえました。しかし、ハンスはセキュリティを破り、脱出に移ろうとしていたのです。
マクレーンが何人か敵を倒しハンスに近付きますが、妻のホリーが人質に…なんとかハンスを葬り去って事件は解決したのです。
感想〜相棒やハンスについて〜
オレはお前を信じる!
やって来た警察たちに無線を送るマクレーンですが、素性を怪しまれたため信用されず…
そんな中、彼を信じる男が一人だけ降り、二人が無線でやり取りするシーンは「相棒」という感じがしました。孤軍奮闘するマクレーンが唯一ぼやいて愚痴をこぼせる相手との無線でのやり取りも楽しめます。
ハンスの俳優は有名なあの人
長髪で髭を生やした姿が利己的なハンス。その役を演じたのはなんとアラン・リックマン!
『ハリーポッター』シリーズでスネイプ先生役が有名な彼ですが、躊躇なく社長や人質を殺すハンスの非情さにハラハラしましたね。
一方で血気盛んな部下たちを従える際の冷静で重みのある演技が印象的です。
ラストでビルから落下する際のシーンですが、あのリアクションは本物だったそうですよ。合図のタイミングをズラされて撮影されたというラストのシーンは見どころでした。
◆この映画が好きな人におすすめしたい作品
『ダイ・ハード』は5作品公開されていてどれも派手なアクションを楽しめますが、『ダイ・ハード ラスト・デイ』はマクレーンが息子と共演する姿が特におすすめかもしれませんね。
ブルース・ウィリスのアクションは『RED』、『G.I.ジョー バック2リベンジ』と名作ぞろいの中、シュワルツェネッガーを始めとした有名な俳優人たちの共演を果たした『エクスペンタブルズ』も見ものですよ。
この記事の情報は2020年1月15日時点のものです。その後変更されている可能性がございますがご了承ください。