事情の異なる5つの家族のストーリーを父親目線で見ていく映画『ファーザーズ』は、「父親として、今すべきことは?」ということについても考えさせられるヒューマンドラマです。
現代のアメリカを舞台にした保安官のアクションも楽しめて、父の日に親子で見たりするのもオススメですね。
もちろん、普段見るのもオススメな今作のあらすじ、見どころや感想結末を紹介しましょう。
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『ファーザーズ』前半のあらすじ
保安官のアダムは仕事をこなす一方で、9歳のエミリーの発表会に行けなかったり、15歳のディランが望む父子参加型のマラソン大会を拒んだりと家庭では良い父親とは言えませんでした。
そんなある日、相棒のシェーンと共に麻薬の取り締まりのためホロマン兄弟の元へ。
兄弟は家を逃げ出してアダムたちは追い、保安官のデヴィッドとネイサンの協力もあって逮捕できました。アダムは3人の仲間と仲良が良く、ハビエルという大工をちょっとした手違いで雇ってからは彼とも友人になるのです。
しかし、そんなアダムに転機が…なんとエミリーが事故に巻き込まれて亡くなってしまい、哀しみに暮れてしまいます…
―アダムは立ち直ることができるのか?友人たち4人の家族模様の変化も訪れていくのです。
その中でもハビエルは妻と子供が2人いて仕事をクビになって焦っていましたが、アダムに声を掛けられて倉庫を作る手伝いをするように言われるという流れが笑えた前半!
ショーンに紹介されたハビエルとは別人だったのですが、その際の「お前は誰だ?」というやり取りはのんびりした感じのコメディを見ているかのようでした。
あらすじ(後半と結末のネタバレ)
アダムは残された息子のディランのためにも良い父親になろうと決意。エミリーと過ごせた9年間に感謝し、友人たちと共に「良い父親になる」という宣誓を形式に乗っ取って行って宣誓書を作りました。
その後、それぞれの家族は父親としてより精進していき、アダムは父子参加型のマラソンに参加するのです。
一方で、ショーンは押収した麻薬の一部を盗んでいたと判明し収容されたり、デヴィッドは学生の頃に相手を妊娠させていて実は4歳の子がいるとわかったり…
ネイサンは麻薬を運ぼうとする輩を捕まえるため銃撃戦を経て、アダムたちの協力の元、逮捕に至るなど様々な出来事がありました。
その後、アダムたちはそれぞれ良い父親になるため努めていくのでした。
『ファーザーズ』の感想
ヒューマンドラマとして楽しめる『ファーザーズ』は、父親として子供とどのように接するかや、その大切さを考えさせられる映画でしたね。そうした中で、アクションもすごかった!
最初のシーンではネイサンが自分の子供が乗った車を盗まれそうになり、走り去ろうとした車に飛びついて運転席の犯人を殴るアクションにハラハラ!車を止めさせることができ、子供も無事で何よりでしたね。
ラストのシーンでは、車を奪った犯人が今度は仲間と共にドラッグを運ぼうとしている際に、ネイサンたちの乗るパトカーに呼び止められるのです。犯人たちは銃を撃ち始め、応援を呼んでネイサンも対抗。
撃ち合いはもちろん、犯人が走って逃げようとして追いかけるのもすごかったです。アダムも走って犯人を追いかけたりするのが勇ましかったです。
父と子の物語でおすすめなものとしては『幸せへのキセキ』も良いですね。また、リーアム・ニーソン主演の『96時間』や、木梨憲武主演の『いぬやしき』は子供のために戦う父親のアクションが見ものでおすすめですよ。
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