ジャングルをテーマにしたゲームの世界を描いた絵本『ジュマンジ』を原作とした、同名のファンタジー冒険映画が公開されたのが1995年。当時最先端の技術だった3DCGをふんだんに使い、注目されました。
その映画『ジュマンジ』の続編『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』が2017年に公開され、今度はテレビゲームに吸い込まれて大冒険を繰り広げることに!
4人の高校生がキャラクターに入り込んで、動物たちに襲われるアドベンチャーはハラハラの連続です。
笑って楽しめる『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』のあらすじと見どころをご紹介しましょう。

前半のあらすじ
高校生のスペンサーはフリッジのレポートを代わりに書いたことが先生にバレて2人は居残りをさせられます。地下室には同じく問題を起こしていたベサニーとマーサもいる中、テレビゲームを発見。
フリッジに誘われるままゲームをスタートし、キャラクターを選び終わったその時、ゲームに吸い込まれてジャングルへ…
4人は選んだキャラクターの姿になっていてビックリしていると、案内人が説明を始めました。
そこで宝石をジャガーの像に戻せばゲームから出られると分かった4人は、宝石を狙う敵から逃げたり、謎解きをしたり… そうして5人目の仲間であるアレックスに会うことができましたが、空を移動する必要性が出てきます。
果たして彼らは無事にゲームをクリアできるのでしょうか?
スペンサーが”ブレイブ・ストーン博士”を選び、自分の屈強な身体を見て「わぉお!」と言う姿から始まるゲーム内の世界。ドウェイン・ジョンソンが演じることで、勇ましい姿と身体を張ったアクションが見どころとなっています。しかし、中身は高校生のスペンサーなので、頼りなさげなセリフのチョイスは思わず笑ってしまうことでしょう。
女子高生のベサニーが”オベロン教授”となりますが、中年の小太りのオッサンの姿に悲鳴を上げるところからスタート(笑)
オベロン教授はジャック・ブラックが演じ、口ぶりが女性っぽかったり、女性のしぐさをしてみたりするシーンも面白いですよ。
もちろん、他のキャラクター達もそれぞれ個性があり、長所や弱点を持っている点にも注目でしょう。
あらすじ(後半と結末のネタバレ)
倉庫の見張りをマーサが倒し、アレックスはヘリコプターの操縦を任されます。
5人は谷を越えるため飛び立ち、途中で白サイに襲われそうになったり、宝石を落として回収したりしつつも、ジャガーの像まであと少し…
しかし、像を守るためジャガーが周囲を警戒し、ヴァン教授もやって来て宝石を奪おうとする中、全員が協力して宝石を像の額にはめるのに成功。
「ジュマンジ!」と叫んで、無事に呪いを解いたことで5人はゲームから解放されて現代に戻ることができました。
感想~アクションやストーリー~
宝石争奪戦のシーンが熱い!
ラストでヴァン教授に宝石が奪われそうになり、マーサがそれを取り戻すのですが、スペンサーに届ける手段が見どころ!
巨大な像の頭の部分にいる彼の元に行くため、マーサは自ら毒ヘビに噛まれて死亡…ライフが3つある彼らは命を落とすと空から復活できるというゲームの設定を利用して高所に居たスペンサーに宝石を渡すのでした。
ゲーム内の仕組みを上手く利用した展開が素晴らしく、後半は特にマーサのダンスファイトや武術の格闘シーンも見どころでした。
5人目の仲間のアレックス
アレックスは20年前にゲームの世界に入り込んでしまっていて、地域では「行方不明者」として噂になっていた…
そんな彼がゲームから帰った時間がちゃんと20年前に戻れたのが良かったです。家族の元に帰れた彼は大人の姿でスペンサーたちと再会するというラストは感動的でした。
スペンサーたちもそれぞれ親密になり、人としての成長も感じさせるストーリーも今作の良さでしょう。
◆この映画が好きな人におすすめしたい作品
前作の『ジュマンジ』は現代にゲームの設定が現れて奇想天外の出来事の連続!動物たちが街で暴れたり、ゲームをすることになった子たちのピンチの連続にハラハラしておすすめ。続編の『ジュマンジ ネクスト・レベル』も12月13日に公開されるので注目ですね。
ドウェイン・ジョンソンが気に入った人には、暴れる動物と戦う『ランペイジ 巨獣大乱闘』も見ごたえがありますよ。
ジャック・ブラックのキャラが気に入った人は、子供たちとのコメディが楽しめる『スクール・オブ・ロック』も良いでしょう。
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作品概要と主な登場人物紹介
作品概要
- アメリカ映画
- 【監督】ジェイク・カスダン
- 【脚本】クリス・マッケンナ(英語版)、エリック・ソマーズ他
- 【原作】クリス・ヴァン・オールズバーグ『ジュマンジ』
- 【製作総指揮】デヴィッド・ハウスホルター、ジェイク・カスダン、ドウェイン・ジョンソン他
- 【音楽】ヘンリー・ジャックマン
- 【製作会社】コロンビア映画、マット・トルマック・プロダクション他
- 【配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
- 【公開日】2017年12月20日(日本)2018年4月6日
- 【上映時間】119分
- 【言語】英語/日本語吹替
主な登場人物
- シェルドン・“シェリー”・オベロン教授(ジャック・ブラック 吹替:高木渉)
- フランクリン・“ムース”・フィンバー(ケヴィン・ハート 吹替:伊藤健太郎)
- ルビー・ラウンドハウス(カレン・ギラン 吹替:白石涼子)
- スペンサー・ギルピン(アレックス・ウルフ 吹替:木村良平)
- ベサニー・ウォーカー(マディソン・アイズマン 吹替:M・A・O)
『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』の口コミ
『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(17)
小学生の頃に劇場で前作『ジュマンジ』(96)を観た世代からすると、前作のラストから始まるオープニングは最高のオマージュだ。
『ブレックファスト・クラブ』(85)のようなヒューズ・スタイルの学園映画的展開も冒険映画との親和性が高く巧い。 pic.twitter.com/GbCcbxQSv7— ジャンルデク (@mariovava555) December 10, 2019
劇場公開時にIMAX 3Dにて鑑賞済み。
リブートと思いきや、もろに1995年のロビン・ウィリアムズ主演のやつの続編的立ち位置でビックリ。
アクションも凄いが、なんと言ってもメインキャスト4人の芸達者ぶりが凄い。Netflix「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」https://t.co/E4xPL2Yjbd
— トンたろー (@warpigs6925) December 9, 2019
『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』の見逃し動画配信サービスは
ここでは関連した映画として、第1作の『ジュマンジ (1995年)』と記事でご紹介した『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル (2017年)』の配信情報を記載しておきます。
こちらも併せて観ると、ジョーカーの世界もさらに楽しめますよ。
動画配信サービス | ジュマンジ | ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル |
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※レンタルとは、月会費とは別にそれを見る時に別途課金されるもので、各サービスにより2日間~7日間程度の視聴期間が設定されています。
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【ご注意】この記事の内容および配信情報は2019年12月10日時点のものです。その後、内容の変更や、配信が終了していたり見放題が終了している可能性がございます。現在の配信状況はサービス各社の公式サイトもしくはアプリをご確認ください。