凄惨な描写のホラーや、何かに襲われたり恐ろしい状況に陥る《パニックホラー映画》! そんな恐怖映画から10作品を厳選し、ネタバレ無しで見どころを紹介!
今回は特に、恐ろしく変貌した人間や超常現象に見舞われる作品を選びました。
「こんなジャンルのホラー映画もあるのか!」という面白い発見と共に楽しんでいただけると良いなと思います。

スケアリーストーリーズ 怖い本
ハロウィンの夜、男女4人が幽霊屋敷で「サラの本」を手に入れてから恐ろしい目に見舞われる物語です。失踪事件が続き、それが「サラの本」に書かれた内容だと分かるのですが仲間がたちが一人ずつ危険な目に…
昔サラに何が起きたのかを調べ始め、新たに作られる失踪事件を阻止しようとするのに注目です。
ギレルモ監督による作品であり、人が変容してしまったり、異形で荒々しい怪物が襲ってきたりするため、ひしひしと恐怖を感じる映画ですよ。
次は誰が襲われるのか、どういった物語が本に書かれていくのかハラハラします。
子供の頃に聞かされたら怖い短編集のような話が多くて追い詰められる人たちのパニック模様にも注目でしょう。
(2019年アメリカ・カナダ映画)
クワイエット・プレイス
音を立てずに暮らす家族…それは少しでも音を立てれば「何か」に襲われて死を迎えてしまうためでした。
一瞬で襲ってくるモンスターのような「何か」も恐ろしいですが、張り詰めた緊張感が常につきまとう恐ろしさは果たして耐えられるか!?
無音の中で家族が手話で会話をしたり、母親が出産を迎えたりする様子にも注目ですよ。
続編で2021年に公開された『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』も鑑賞したくなるでしょう。
(2020年アメリカ映画)
ブライトバーン/恐怖の拡散者
カンザス州のブライトバーンで起きるとある物語…強固な身体とパワー、空中浮遊、目から光線といったまるでヒーローのような力を持った子供が暴走していく映画ですが、凄惨な描写が怖い!
人々が傷つき、痛々しくも感じさせるシーンの連続は、迫りくる恐怖を味わうのにはピッタリです。
真面目な両親を持った少年の行方に暗雲が立ち込めていくホラー展開に身震いするでしょう。
(2019年アメリカ映画)
ドント・ブリーズ
若者3人が盗みを働くためにとある家に忍び込み、家の主人に見つかってしまうのが物語の始まりです。
その主人は目が見えないのですが、少しの物音でも察知して若者たちを殺しにかかるため追い詰められる彼らの様子に要注目!
主人が容赦なく迫ってくるため若者たちのパニックの描写はホラーとしての見どころですよ。
(2016年アメリカ映画)
パージ
新しい法律で一年に一回だけ夜7時から翌朝7時までの間、あらゆる犯罪が合法化された日が制定されてから数年が経過。
主人公は警備装置の会社に勤め、裕福な暮らしをしていましたがパージの日に一人の男を助けたことから悲劇が降りかかります。
次々と現れるパージ参加者や近隣住民の倫理観の欠如した行動や言動が過激になる様子は「普通の人間がこうも変貌するのか」と戦慄すること間違いなし!
パニックホラーとしてハラハラしつつも驚きの結末を迎えるのにも注目ですよ。続編の『パージ:アナーキー』もオススメ!
(2013年アメリカ映画)
キャビン
男女5人が古びた山小屋で楽しんでいると思いきや、徐々に不穏な状況に変わっていくホラー映画です。アドベンチャー要素があって先々に待ち受ける展開が読めないのが見どころ!
また、裏で暗躍する組織の存在が垣間見えるのにも注目です。ホラー映画を良く見る方はジェイソンやモンスターなどの登場に見覚えを感じるため、パロディとしても楽しめますよ。
(2012年アメリカ映画)
チャイルド・プレイ(2019年リメイク版)
コンピューターを内蔵したグッドガイ人形のチャッキーは、安全プログラムが消されて出荷されてしまったのが物語の始まりです。
チャッキーは持ち主のアンディのために色々と行動を起こし、それがエスカレートしていくパニックホラー映画です。
様々な機械を操って襲い掛かり、時間を経るごとに凶悪になってくる展開がハラハラしますよ。
前作と違って友人を想う善意の行動であるため少し可哀そうな気もしてしまう作品は凄惨な様子にも注目でしょう。『チャイルド・プレイ』シリーズの昔の作品もオススメです。
(2019年アメリカ映画)
アス
普通の家族がある日突然、自分と同じ姿の者たちに襲われるというホラー映画です。
自分たちそっくりなのに仕草や顔つきが違うため不自然&違和感と恐怖を感じる作品…
最初に家族が襲われる場面もハラハラしますが、なぜ襲われたのかの真意に迫る映画の後半の展開にも注目でしょう。
(2019年アメリカ映画)
ウィッチ・サマー
様々な場所に現れる魔女が地域の子供を喰らっていくという恐怖にハラハラさせられるホラー映画です。
魔女に憑りつかれたり、記憶を改変されてしまったりするため敵か味方かわからないパニック要素も見どころですよ。
母親と子供をテーマにした作品であり、主人公の奮闘はきっと応援したくなるでしょう。
(2020年アメリカ映画)
イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路-
自分の背丈よりも高い草に囲まれて、出口が分からない閉塞感と狂気に満ちた人間の行動や選択を恐ろしく感じる映画です。
草に囲まれた中で迫りくる恐怖にハラハラさせられるという一風変わったホラー映画としてもオススメです。
(2019年アメリカ映画)
まとめ
ゾンビやモンスターに襲われるパニック映画も良いですが、暑い日には背筋がぞっとするようなホラー要素も欲しくなりますよね。
そんな時にオススメできる作品を紹介したので、まずは予告から興味を持っていただけると嬉しいです。