映画『日々是好日』は2018年公開の大森立嗣監督作品です。エッセイスト・森下典子の自伝エッセイ『日日是好日−−「お茶」が教えてくれた15のしあわせ−−』が原作になっています。
日々是好日とは禅語の一つで「にちにちこれこうにち」という読み方が正しいとされている他にも、いろいろな読み方が言われていますが、本作ではセリフで「にちにちこれこうじつ」と読まれています。
引っ込み思案な典子と、自由奔放な美智子が茶道を通して成長していく様子を描いています。
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それでは、映画のあらすじと見どころを紹介していきましょう。
あらすじ
典子と美智子はいとこ同士。
生真面目で引っ込み思案の典子(黒木華)は、特に趣味も無い事に悩んでいると母親にお茶の稽古を勧められます。
一方で、典子の従姉妹・美智子(多部未華子)は、明朗活発で楽天家。彼女も勧められたお茶の稽古に興味津々です。勧められた茶道の先生は噂の「武田のおばさん」(樹木希林)。
武田のおばさんが実は凄い人だと知って、二人は入門をします。
ところが、慣れない茶道の作法に典子も美智子も四苦八苦!武田のおばさんは呆れ顔です。
その後、生真面目な典子は茶道にハマっていくのですが、自由奔放な美智子は大学を卒業すると同時に茶道をやめてしまうのでした。
そして時が過ぎて、二人とも30代。違った人生を歩む二人がお茶の世界を通して得た物とは・・・
男女問わず、典子や美智子が抱える悩みに共感する事で、感情移入してしまう事うけあいです。
お勧めポイント
忙しく日々を生活していると忘れがちな自然の変化や四季の美しさを、改めて気付かせてくれる作品です。
人生の選択に悩んでいる、何かがしたいけど何がしたいのか悩んでいる、気持ちを落ち着かせ、癒されたい・・・そんなあなたに観て頂きたい作品です。
答えが見つかると言うよりは、生きるヒントがもらえる作品なのかも知れません。
見終わった時、きっと「にちにちこれこうにち」な気持ちにさせてくれると思います。
作品概要と主な登場人物紹介
作品概要
- 【監督・脚本】大森立嗣
- 【原作】森下典子『日々是好日 お茶が教えてくれた15のしあわせ』新潮文庫
- 【音楽】世武裕子
- 【美術】掘明元紀、原田満生
- 【製作会社】『日日是好日』製作委員会、ハピネット、ヨアケ
- 【時間】1時間39分
主な登場人物
- 典子(黒木華)
本作の主人公。母と従姉妹から勧められて茶道を学び始める。 - 美智子(多部未華子)
典子の従姉妹で年齢は典子と同じ。お茶に興味を持って、典子と共に茶道教室に通うようになる。 - 武田先生(樹木希林)
茶道教室の先生。大きな家に一人で住んでいる。 - 典子の父(鶴見辰吾)
典子を温かく包み込み、見守って行く。 - 雪野(鶴田真由)
武田先生の親戚の女性で美しくセンスも良い。典子の憧れの女性。
『日々是好日』の口コミ
良き映画を観ると心がすっきり潤ったような気がします(๑ ́ᄇ`๑)
先日、ずっと観たかった
『日日是好日』を鑑賞同じことを繰り返せる毎日が幸せだと
樹木希林さん演じるお茶の先生の言葉
素敵だなと胸に響きました。日々に感謝を♪
日々感謝
かおり☆— オレンチェ(ORANCHE) (@oranche3_21) October 17, 2019
映画: 日々是好日。前半ほとんど「言われたことあるwww 心当たりしかないwww」ってなったし大人数茶会の席取り合戦は「先週www 見たばっかりだこれwww」ってなったのでめっちゃ楽しめました
— nnnnyouhei (@nnnnyouhei) October 25, 2019
今日は樹木希林さんの[日々是好日]をみてきました。
観たい展覧会も沢山あるのだけれど
どうしてもこの映画が気になって。
茶道の先生や色んなことを思い出してじーんとしています。
久しぶりに観ましたが、映画も良いですね?— ろぜ (@cherieroze0424) October 24, 2018
『日々是好日』の見逃し動画配信サービスは
『日々是好日』は2019年10月現在、以下の各動画配信サービスで配信されています。
動画配信サービス | 配信の有無 |
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U-NEXT | レンタル 500円+税 |
hulu | × |
Amazonプライム・ビデオ | レンタル 400円(HD)+税 |
FODプレミアム | × |
dTV | レンタル 440円〜 |
NETFLIX | × |
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