『ブラック・クランズマン(BLACK KKLANSMAN)』は、アメリカ社会に於ける黒人の差別問題やイデオロギー問題など社会派監督と知られるスパイク・リーが手掛ける実話ベースの作品。
2018年の公開で、第71回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した社会派ドラマです。
主演はジョン・デヴィッド・ワシントン(デンゼル・ワシントン2世)で、スパイク・リー監督作「マルコムX」に出演した父親以降、同監督の本作に2世のジョンが出演する事でも話題になった本作。スパイク・リーならではの傑作です。
[予告版動画はこちら]
それでは見どころや感想をあらすじとあわせご紹介していきます。
『ブラック・クランズマン』のあらすじ
舞台は1970年代後半の田舎町、コロラド州コロラドスプリングス。刑事になる事が夢だったロンは白人社会の教育も受けてきた無差別主義者です。
そんな彼が黒人初の警察官として採用されますが、署内で差別や偏見を受けながら刑事になる夢を果たすものの、なかなか仕事を与えてもらえない。
そんな中、新聞記事で見つけた白人主義集団KKK(クー・クラックス・クラン)の潜入捜査を申し出ます。
同僚刑事フィリップと共にチームを結成し、電話で白人に成りすまし黒人に対する差別発言を連発した事で入会を認められたロンは、代役としてフィリップを面接に送り込み二人で一役という、前代未聞のおとり捜査を開始します。
ところがこのKKK、黒人だけではなくW,A,S,P,である事が重要視され有色人種、同性愛者、ユダヤ人までもが差別対象であること、ブラックパンサー党と対立していることが判る。
自らのアイデンティティーに苦悩し始めるロンは・・・。
KKK事件や差別用語、当時の人種問題を復習して2回、3回と見直したくなる良作です。
主な登場人物と作品概要介
主な登場人物
- ロン・ストールワース(ジョン・デイヴィッド・ワシントン)
コロラド州コロラドスプリングスの警察署で黒人として初めて刑事として採用され、KKKの捜査を担当する。熱い男。 - フィリップ・ジマーマン(アダム・ドライヴァー)
KKKと対面するためにロンのパートナーに指名された白人刑事。 - パトリス・デュマス(ローラ・ハリアー)
ブラックパンサー党の女性幹部 - デヴィッド・デューク(トファー・グレイス)
過激集団KKKの最高幹部。 - クワメ・トゥーレ(コーリー・ホーキンズ)
ブラックパンサー党の主席。
作品概要
『ブラック・クランズマン』の口コミ
この映画についての口コミを拾ってみました。
『ブラック・クランズマン』(2018)
黒人とユダヤ人の警官のタッグがKKKに潜入した実話
ふたりともKKKの差別の対象なので「バレてしまわないか」とヒヤヒヤする笑える場面もあるが、差別に対するメッセージ性は強い。ラストの強烈な演出にこの作品のすべてが詰まっていた#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/gWtUbyeUxb
— ぐれい@映画垢 (@grey_movies) March 14, 2020
「ブラック・クランズマン」鑑賞。
初頭のアレック・ボールドウィンから情報量が多すぎて、付箋いっぱいになる。
難しくて、簡単に言葉にできない。
引っ叩かれたような感覚が暫く残ったまま。 pic.twitter.com/7LpaSpDrUZ— ま子 (@iwtbf1) March 14, 2020
『ブラック・クランズマン』
黒人警官が白人警官と組んでKKKに潜入捜査する実話ベースのサスペンス。成り済ましモノのハラハラ感×細やかな演出×監督スパイク・リーからの強いメッセージ。
これぞ映画だと思いました。
米大統領選挙前に観て欲しい。#映画好きと繋がりたい #Amazonプライムビデオ pic.twitter.com/96Wd9a8l1X— Shamy@映画 (@Shamy681685081) March 14, 2020
h2>『ブラック・クランズマン』の見逃し動画配信サービスは
『ブラック・クランズマン』は2021年6月現在、以下の各動画配信サービスで配信されています。
動画配信サービス | 配信の有無 |
---|---|
U-NEXT | レンタル 199円 |
dTV | レンタル330円~ |
TELASA | レンタル 385円 |
※料金は消費税を含みます。レンタルは視聴期間の限定と月額とは別に都度課金があります。
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【ご注意】この記事の内容および配信情報は2021年6月18日時点のものです。その後、内容の変更や、配信が終了していたり見放題が終了している可能性がございます。現在の配信状況はサービス各社の公式サイトもしくはアプリをご確認ください。
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