ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』のあらすじ・見どころと見逃し配信の動画視聴先

【当記事にはアフィリエイト広告が含まれています】

『池袋ウエストゲートパーク』は、ドラマ内での愛称は「I.W.G.P.」、実際に社会問題となったカラーギャングの抗争をベースに描かれています。2003年にはスペシャル版として「スープの回」が放映されました。

ドラマ版は原作とキャラクター設定に大きな変更が成されています。

目次

『池袋ウエストゲートパーク』のあらすじ

池袋西口公園を中心にしたカラーギャング同士の抗争を始め、池袋界隈では治安が悪化の一途をたどっていました。

主人公のマコトは池袋西口公園近くの真島フルーツの一人息子で、「池袋のトラブルシューター」と呼ばれ、高校時代の同級生で池袋一帯を勢力下に置く「G‐Boys」のリーダーでキング呼ばれるタカシをはじめ、池袋では一目置かれる存在。

マコトは西口公園でリカとヒカルの女の子たちと出会い、ボーリング場でいつものかつあげをしていました。
そこへ横山と名乗る男からBMWを掛けた勝負を挑まれ、勝負に勝ちBMWを勝ち取ってしまいます。

そんなある日、ラブホテルで女性の惨殺死体が発見され殺人事件が発覚し、その被害者はヒカルの友人リカだったのです。しかも、ストラングラーと呼ばれる殺人鬼による連続殺人事件でした。

捜査を続ける警察に参考人として呼ばれたマコトの前に現れたのは、ボーリングでBMWを勝ち取った横山。彼は池袋西警察署長だったのです。

公務執行妨害で逮捕されるマコトでしたが、警察は豊富な人脈のあるマコトに捜査の手引きを図ります。


(クリックでアマゾンへ)
一話完結ではなく最終回までストーリーが連続展開していく内容になっていて、カラーギャングの抗争を描きつつも随所に散りばめてある小ネタが見どころです。

例えば一話はイチゴ、二話はニンジン、三話はみかん…となっていて、脚本や演出にタイトルに掛けた色んなネタが仕込まれています。

根幹となるストーリーが良く練られている上に映像が凝っているので、シリアスなシーンと笑えるシーンの応酬で先の読めない展開と斬新な映像も相まって観ていて飽きません。

豪華な出演陣も見どころで、この作品をきっかけに飛躍した役者たちがチョイ役で出演しているのを探す楽しみもあります。

『池袋ウエストゲートパーク』のお勧めポイント

この作品をきっかけに宮藤官九郎が脚本を手掛ける作品が次々とヒットする事となります。

若者を中心に描いてはいますが、斬新な脚本と演出で大人に受ける作品として認知され、次作の「タイガー&ドラゴン」のヒットに繋がりました。

数々の作品で活躍している役者たちが絶妙なキャスティングで出演しているのも、この作品の魅力になっています。

◆このドラマが好きな人におすすめしたい作品

宮藤官九郎・脚本、長瀬智也・主演によるテレビドラマ『タイガー&ドラゴン』、映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』もおすすめです。
当ブログの記事はこちらです。よろしければご覧ください。

関連記事はこちら
ドラマ『タイガー&ドラゴン』のあらすじ・感想・見逃し動画は
『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』のあらすじ結末・感想・見逃し動画の配信先は

『池袋ウエストゲートパーク』の見逃し動画配信サービスは

『池袋ウエストゲートパーク』の見逃し動画配信を調べてみましたが、2020年7月現在、動画配信サービスはどこも無いようです。

主な登場人物と作品概要

主な登場人物

  • 真島 誠(マコト/長瀬智也)
    本作の主人公で通称「池袋のトラブルシューター」。高校卒業後、フリーターで、実家の果物屋を手伝ったりアルバイトをしながら池袋西口公園(池袋ウエストゲートパーク)で過ごす。面倒くさがり屋だが、人が良く、いろんなトラブルを解決していく。
  • 渋沢 光子(ヒカル/加藤あい)
    マコトの彼女でよく池袋に遊びに来る。交響楽団の指揮者の父と大学勤務の母という立派な環境で育つが、感情の起伏が激しく、ときに別人のような恐い表情を見せることも。
  • 安藤 崇(タカシ/窪塚洋介)
    池袋のカラーギャング団「G-Boys」のボス。喧嘩に強く残忍な面と独特のカリスマ性を併せ持ち、池袋界隈の不良少年をまとめている。マコトとは高校の同級生で、彼の依頼に協力することも多い。
  • 山井 武士(ドーベルマン山井/坂口憲二)
    マコトやタカシと高校の同級生(ただし3回留年しているのでマコト達より3歳上)。凶暴さで池袋でも注目されている男で、一時期タカシの「G-Boys」の一員となるが事件を起こし破門。対立する「Black Angels」に入る。

作品概要

  • 【原作】石田衣良
  • 【脚本】宮藤官九郎

『連続ドラマ』

  • 【監督】堤幸彦、伊佐野英樹、金子文紀
  • 【プロデューサー】磯山晶
  • 【オープニング曲】Sads「忘却の空」(イチゴの回〜十手の回)
  • 【エンディング曲】Sads「忘却の空」(士<サムライ>の回)
  • 【放送】2000年4月14日〜6月23日 全11回(各回54分)、TBS金曜9時枠
  • 【出演者】長瀬智也、加藤あい、窪塚洋介、山下智久 ほか

『スペシャルドラマ SOUPの回』

  • 【プロデューサー】磯山晶
  • 【監督】堤幸彦、金子文紀(部分演出)
  • 【出演者】RIZE、クレイジーケンバンド、岡本健一 ほか
  • 【オープニング曲】RIZE「Far Eastern Tribe」
  • 【エンディング曲】Sads「忘却の空」
  • 【放送】2003年3月28日・114分

放送された第1話~第11話を全6巻に収録したDVD-BOX。
全ての回で、テレビでは放送されなかった未公開シーンが収録されています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次